
ある一家惨殺事件が起こりました
その家に住む両親とその息子が殺害されたようです
妹は事件の時間ちょうど出かけていて
被害には遭いませんでした。
警察が遺体を調べると
父親がダイイングメッセージを残している事に気づきました
「3」と「564」
警察は首を傾げます
そして後日、その家族の親戚も全員殺されました
一気に身寄りのなくなった妹
警察が事態が落ち着くまで世話をするということになりました
しばらくして近所の無職(34)の男が逮捕されました
その男は最後まで
「俺は何もしらない、俺は家から一歩も出ていない」と
供述していました
妹は怖がっています
警察官は妹を勇気づけようとそっとささやくように話しかけます
「心配しないで、奈々ちゃん。このいやな事件もすぐ終わるから。お父さんとお母さん、お兄ちゃんのかたきは必ずとるからね。」
警察官はそう女の子に告げ、部屋を出て行きました
女の子は嬉しいのかずっと笑っていました。